相続診断士 新地俊一
「実家の土地、どうすればいいんでしょう…」
セミナーや勉強会の場で、この言葉を聞くたびに、私は少し胸が痛くなっていました。
相談してくれる方の顔には、明らかな不安と戸惑いが浮かんでいる。
なのに、当時の私には「一緒に考えましょう」と言える自信も知識も、まだ十分ではなかったからです。
はじめまして。相続診断士の新地俊一と申します。
現在、不動産賃貸業を運営する傍ら、不動産実務検定の講師、そして相続コンサルタントとして活動しています。
10年間の不動産経営が、私の原点です
もともとは会社員でした。
不動産投資に興味を持ち、働きながら区分マンションの購入からスタートしたのが今から10年前のこと。
その後、8年前から1棟物件の取得へとステップアップし、賃貸業に専念する決断をしました。
その過程で私が学んだのは、不動産経営の「現実」です。
空室が続く物件をどう立て直すか。
土地をどう活用すれば収益につながるか。
入居者との関係をどう築くか。
教科書には載っていない判断を、何度も繰り返してきました。
やがて不動産実務検定の講師として教壇に立つようになると、受講生から相続に関する質問を受ける機会が増えてきました。
「父親名義の物件を自分に移すにはどうすればいいか」「地方に残した実家の土地を、このままにしておいていいのか」——私自身も48歳という年齢になり、少し上の先輩方から同じような相談を受けることも多くなっていました。
「知識の壁」に気づいた日
不動産の融資を利用した物件購入、土地活用や空室対策については、自信を持ってアドバイスができます。
しかし相続の問題は、それだけでは解決しません。
生命保険の活用、民事信託の仕組み、相続税対策の具体的な設計——こうした領域になると、正直に言えば、当時の私には答える知識がありませんでした。
転機となったのは、スマサテの共同セミナーで聴講した、デザインライフ・杉村代表の相続コンサルタントセミナーでした。
「不動産×相続」を体系的に整理された内容に、強く引き込まれました。
自分が長年現場で感じてきた「もっと幅広く相談に乗りたい」という思いと、目指すべき方向がはっきり重なった瞬間でした。
それ以来、保険や民事信託など、自分の専門外の領域についてはデザインライフさんの大きなサポートをいただきながら、チームとして提案できる体制を整えてきました。
現場で直面した、複雑な相続案件
相続コンサルタントとして活動する中で、忘れられない相談があります。
不動産実務検定の受講生からのご相談でした。
祖父から相続された複数の土地とマンションを保有されており、1次相続の際に「相続税を最小限に抑える」ことを優先した結果、祖母への相続、さらにその先の2次相続、ご自身の代での相続に向けて、対策を講じなければ多額の相続税が発生してしまう状況でした。
さらに課題を複雑にしていたのが、資産構成でした。
総資産に占める不動産の割合が実に94%。
しかも対象となる土地は地価上昇が著しいエリアに位置しており、ここ数年で評価額が大幅に上昇していました。
一方で建物は築年数が進み、賃貸運営・売却・組み替えのいずれを選択するべきか——判断の難しい局面が重なっていました。
すでに税理士・不動産鑑定士と連携して対策を進めていたものの、「賃貸業の現場感覚からの視点」がどうしても必要だというご相談でした。
キャッシュフローの実態、空室リスク、建物の経年劣化が収益に与える影響——こうした視点は、士業の専門家だけでは補いきれない部分です。
現在は、全体の財産状況と名義・持分の整理からスタートし、優先順位を整理しながら、物件ごとに民事信託や遺言書の活用を組み合わせた対策を進めています。
まだ道半ばではありますが、この案件を通じて改めて実感しました。
不動産が資産の大半を占めるケースでは、士業だけの対策には限界があり、不動産実務の視点を持つ人間が入ることで、初めて全体最適の提案が可能になる、と。
ワンストップの相談窓口として
不動産に関わる相続の問題は、税務・法務・登記・保険・資産活用など、実に多岐にわたります。
「誰に相談すればいいのかわからない」——そんな声を、これまで何度も耳にしてきました。
だからこそ私が目指すのは、どこに相談すればよいかわからない方が、まず最初に頼れる窓口になることです。
税理士・司法書士・弁護士・不動産鑑定士・ファイナンシャルプランナーなど、各分野の専門家と連携しながら、相談者の状況に合わせた最適なチームを組み、問題を解決していく体制を整えています。
「この土地をどう活用すれば価値が生まれるか」「相続後に賃貸経営を引き継ぐには何から始めればいいか」——机上の理論ではなく、現役の賃貸経営者として10年積み重ねてきた実務経験をもとにした提案ができること。
それが、私にしかできない役割だと思っています。
相続は、人生の大きな転換点です。
不安を抱えたまま一人で悩まず、まずは気軽に声をかけてください。
不動産と相続、両方の視点を持つ相談相手として、皆さまの「次の一手」を一緒に考えていけるよう、これからも日々精進してまいります。
不動産を含む相続の準備、
何から始めればいい?
まずはお気軽にご相談ください
「将来がなんとなく不安」「何から手を付ければいいか分からない」という段階から、現状把握や家族信託・遺言書などの生前対策をご案内します。
- 初回ヒアリングは無料です
難しい書類は一切不要。メモ程度からご相談いただけます。 - 相続診断士が相続の窓口
「何が問題か」「何から手をつけるべきか」を一緒に整理します。 - 生前対策から土地活用まで
必要に応じて弁護士・税理士・司法書士などの専門家と連携します。
私自身、2014年に不動産投資を開始後、4年半もの間1棟も買えない挫折を経験しました。その後、地元・宮崎へ移住し現場に向き合い続けた結果、現在は8棟160室以上を運営する現役の家主・地主です。
机上の空論ではなく自らの実務経験があるからこそ、大切な資産の扱いに悩むご相談者の気持ちが痛いほど分かります。
相続は法律・税金・不動産が複雑に絡み合うため、私は「最初の相談窓口」として「売る・貸す・活かす」最適な選択肢をご提案します。なお、税金申告や登記等の専門手続きは連携する弁護士・税理士・司法書士へスムーズに橋渡しいたします。
生前対策から相続後の活用まで、宮崎・鹿児島の皆様の資産を次世代へ繋ぐ伴走者としてサポートします。